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G大阪が始動 FW宇佐美貴史「良い緊張感がある」遠藤保仁コーチ効果に言及

[ 2024年1月12日 13:58 ]

自身の背番号を継承した宇佐美貴史を見つめる遠藤保仁コーチ(右)(撮影・中辻 颯太)
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 G大阪は12日、吹田市の練習場で始動した。元日本代表DF中谷進之介や“宿命のライバル”C大阪から引き抜いたDF松田陸ら新加入選手も加わる中、やはり一際目を引いたのが指導者として帰還した遠藤保仁コーチ(43)。パス回しなど1時間の練習を見守り、好プレーしたMF食野亮太郎にサムアップするなど、指導者としてのスタートを切った。

 MF宇佐美貴史(31)もヤット効果に期待する。「日々の練習の中で何を考えて過ごしてるのかとか…何も考えてないと言うと思いますけど、試合の中でうまくいってない時、どうしていくのかとか、どこの立ち位置でボールを受けるとこういうことが起こるよとか…サッカーにまつわることは全て聞いていきたい」。パス回しの練習では「“(ボールが)止まってねえな、コイツら”と思ってんのかなと思いながら僕はやっていた。他の選手も同じだと思いますし、良い緊張感があるじゃないかな」と気が抜けなかったという。

 チームは3年連続残留争いに巻き込まれ、宇佐美自身も昨季29試合5得点に終わった。「去年はチームとしても個人としても、たくさんの人を失望させてしまった。汚名返上しないといけない。そんな強い覚悟を持っていく中で自身がまずたくさんのこと変化させて、もっとチームを引っ張っていかないといけない」。遠藤コーチが現役時代に背負った背番号7を背負うエースは捲土重来を誓った。

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