柏・井原監督　天皇杯決勝でリーグ戦の悔しさぶつける　11年ぶり優勝へ「後悔のないように」

柏・井原監督
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　天皇杯は9日に東京・国立競技場で決勝が行われ、柏と川崎Fが対戦する。柏の井原正巳監督（56）は8日、最終調整後にオンラインで会見し「積み上げたものを、継続してしっかり出したい」と自信を見せた。

　今季リーグ戦では、最下位に転落するなど厳しい戦いが続いたが、3日のJ1最終節で名古屋と引き分けてJ1残留を決めた。指揮官は「決勝にリーグ戦の悔しさをぶつけようと、選手の心意気を感じる」と手応えもある。

　天皇杯では5試合で16得点1失点。12年度（13年元日）以来11年ぶり4度目の優勝に王手をかけた。選手としても2度天皇杯で優勝し、大舞台の経験は誰よりも豊富。「こういうチャンスは何度もこない。後悔のないように」と満員の国立競技場で、奇跡を演出する。