京都が横浜に14年半ぶり勝利で最終戦締め　MF川崎は今季チーム初得点と最終得点

明治安田生命J1リーグ　第34節   京都3―1横浜 （ 2023年12月3日    サンガスタジアム　by　KYOCERA ）

京都の川崎颯太
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　京都が最終戦に快勝。09年5月5日（西京極）以来、14年半ぶりに横浜から勝ち星を挙げ、勝ち点を40に乗せて13位でシーズンを終えた。

　前半19分にFW原大智（24）が中央へ抜け出すと、DF角田涼太朗（24）のレッドカードを誘い数的優位に立った。先制こそ許したが、前半終了間際にFW豊川雄太（29）が自身初のJ1での2桁得点となる今季10点目を挙げて追いつくと、後半9分には原が決勝弾。直後の同13分にはU―22日本代表のMF川崎颯太（22）が右足ボレーを叩き込んで突き放した。

　主将を務める背番号7は3月4日のFC東京戦（サンガS）で今季チーム初得点をマーク。最初と最後のゴールを記録し、川崎で始まり川崎で終わったシーズンとなった。

　6月にはA代表に初招集され、先月22日には一般女性との入籍も発表。公私ともに飛躍の1年となり、来年はパリ五輪での活躍も大いに期待される。「ありきたりな言葉ですがもう自分だけじゃないので、これからもっと責任が出てくる。今日はそういう姿勢を少しは見せられたと思いますし、今年で満足せず、来年はもっと飛躍できるようにしないといけない」と引き締まった表情で話した。