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ソシエダ 20季ぶり欧州CL白星 久保、追加点演出でアシスト“認定”希望

[ 2023年10月5日 04:45 ]

欧州CL1次リーグ第2戦D組   Rソシエダード2―0ザルツブルク ( 2023年10月3日 )

ザルツブルク戦で勝利に貢献した久保建英(AP)
Photo By AP

 Rソシエダードの日本代表MF久保建英(22)は3日に敵地で行われたザルツブルク戦で追加点を演出し、2―0の勝利に貢献した。20季ぶりにCLで白星を挙げたチームは勝ち点4でD組首位に浮上。B組でアーセナルのDF冨安健洋(24)は1―2で逆転負けを喫したRCランス戦にフル出場した。

 1―0の前半27分、自陣からのカウンターで3人に囲まれた久保が、パスを出して駆け上がってきたMFメンデスにボールを返す。そのまま敵陣に入った仲間の右側を追走して50メートルのドリブル弾をサポート。20季ぶりのCL勝利に流れをつくった追加点を演出した。

 「彼が長い距離を運んでいるけれど、これはアシストにしてほしい」と笑顔で“認定”を求めた久保。スポーツ専門局ESPNなど主要メディアではアシストとされたが、大会を主催する欧州連盟公式サイトでは「出場2試合、アシスト0」とカウントはされなかった。それでも“ラストパス”に加え「おとりに使われる感覚はあった」と数的優位の状況を築く裏方も演じ、マン・オブ・ザ・マッチのメンデスはオヤルサバルも含めて「マーカーを引きつけた彼らのおかげ」と感謝した。

 出場時間は今季最短63分。「正直ちょっと疲れている」と話したが、チームは公式戦4連勝。「充実8割、疲労2割だが、疲れは確実にあるので気をつけたい」。足元を見つめながらも満足感を漂わせた。

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