久保建英がわずか15分の出場で2アシスト「当たり前」

国際親善試合   日本4―1ドイツ （ 2023年9月9日    ウォルフスブルク ）

＜日本・ドイツ＞後半、田中のゴールをアシストする久保（左）＝撮影・小海途　良幹
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　日本代表は9日、ドイツ・ウォルフスブルクでドイツと親善試合を行い、4―1で完勝した。 【試合結果】

　MF久保建英は後半30分から途中出場。わずか15分間の出場で後半2得点をいずれもアシストし、存在感を発揮した。「コンディションは絶好調」と話していただけに、ベンチスタートに「100％僕は出ると思っていたので、それは正直にガッカリしましたけど」と吐露したが「それだけ競争が高いとポジティブに捉えようと。結果が出たことはすごく良かった」と自己評価した。

　後半45分、試合を決める3点目のアシストは、最終ラインのドイツDFロビン・ゴセンスから奪い取って右サイドを独走で駆け上がり、FW浅野拓磨へ横パス。自ら決める選択肢も十分考えられたが「自信があるからあのプレーもあそこで余裕がありましたし、アシストしました」としてやったりだ。

　同47分の4点目は右サイドからクロスを上げ、MF田中碧のヘッドを演出した。「縦にちぎってクロスしようかなと思いましたけど（スコアが）3―1だったので、若干時間を作ろうかなと思った時に、中で1枚余っているのが見えた」とこちらも好判断。「出た時に結果で示すしかないなと思っていたので、きょうは本当に結果で示せて良かった。チャンスはあの2回くらいしかなかったと思うので、それを2回とも結果につなげられたというのは自信になるというか、当たり前だと思っている」と胸を張った。