田中碧　人生初のヘディング弾　ドイツに快勝も「W杯と比べたら特別喜んでいる選手もそんなに多くない」

国際親善試合　   日本4―1ドイツ （ 2023年9月9日    ウォルフスブルク ）

＜日本・ドイツ＞後半、田中（右から6人目）のゴールを喜ぶ日本代表イレブン（撮影・小海途　良幹）
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　日本代表は9日、ドイツ・ウォルフスブルクでドイツと親善試合を行い、4―1で完勝した。後半29分から途中出場したMF田中碧が後半47分にチーム4点目のゴールを決めてとどめを刺した。

　右サイドのMF久保建英からのクロスに飛び込むと、「人生で初めて」というヘディング弾。右膝内側じん帯断裂の治療を経て、3月以来の代表復帰でゴールを決め「タケ（久保）がいいボールをくれた。決めるだけではなかったですけど、うまく入ってくれて良かった」と喜んだ。

　昨年のW杯カタール大会で2―1で逆転勝利したドイツに快勝したが「これがノーマルにしていかなきゃいけない。喜んではいますけど、ロッカールームでもW杯と比べたら特別喜んでいる選手もそんなに多くない。こういう相手に普通に勝っていくのがこのチームのスタンダードになっていく。そこに関しては僕も早く追いつかなきゃいけない。スタメンで出られるような力をつけなきゃいけない」と試合後のチームの様子を明かした。