Rソシエダード久保が自身初の1試合2得点。スペイン1部通算18得点は乾貴士越えで日本人単独1位

レアル・ソシエダードの久保建英（AP）
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　サッカーのスペイン1部レアル・ソシエダードに所属する日本代表MF久保建英（22）が2日、ホームのグラナダ戦で自身初の1試合2得点を決めた。開始9分の速攻で最終ラインの裏に抜けてパスを受け、右サイドから中央に切れ込んで20メートル足らずの距離からゴール右隅を鋭く打ち抜く先制点。1―1の前半44分には右サイドでボールを受けてペナルティーエリアに進入し、左足でファーサイドに追加点を決めた。

　スペイン5年目で1試合2得点は初体験。8月12日のジローナとの開幕戦に続き、4戦目で早くも3得点と数字を伸ばした。さらにスペイン1部で通算18得点とし、16点で並んでいた乾貴士をかわして日本人単独最多となった。試合の2日前まで右大腿（だいたい）四頭筋の違和感で4日続けて全体練習を外れて別メニュー調整を続けていたが、前日になって全体練習に合流。患部をテーピングのようなもので保護していたが「先発の準備はできている。屋内でたくさん練習してきた。状態はいい」と語っていたアルグアシル監督の期待に応えた。