セルティック・大然　有言実行　古巣横浜相手に凱旋ハット「日産は相性がいい」

国際親善試合   セルティック4―6横浜 （ 2023年7月19日    日産ス ）

＜横浜・セルティック＞後半、ボレーシュートを放つセルティック・前田（撮影・西海健太郎）
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　スコットランド・プレミアリーグのセルティックに所属するFW前田大然（25）が19日に日産スタジアムで行われた横浜との国際親善試合でハットトリックを達成した。チームは4―6で敗れたが、前田は開始4分の失点から2分後に高速カウンターから同点弾。前半21分には絶妙なポジショニングで追加点を挙げ、同42分にも右からの岩田の折り返しを右足でゴール左隅に流し込んだ。

　「マリノスの時にもハットトリックしていたので。日産は相性がいい」と前田。横浜にはセルティックに加入した22年1月まで在籍し、試合前日に「日本にいた時より成長している。それを見せられれば」と話していた通り有言実行の活躍だ。

　日本代表でW杯カタール大会にも出場した昨季は、クラブの公式戦11得点で3冠に貢献。契約を延長して迎える新シーズンはタイトル防衛に加え「欧州CLの1次リーグ突破がチームとしての目標」と欧州最高峰の大会で飛躍を誓う。弾みをつける凱旋試合になった。
　（東　信人）