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鎌田大地 移籍先にセリエAの名門ACミランが再浮上 ナポリを上回る条件を提示か

[ 2023年5月14日 05:10 ]

Eフランクフルトの鎌田大地(ロイター)

 今季限りでドイツ1部Eフランクフルトを退団することが決まっている日本代表MF鎌田大地(26)の移籍先に、セリエAの名門ACミランが最有力候補に挙がっていることが13日までに分かった。同日付のコリエレ・デロ・スポルト紙が争奪戦に再び加わったと報じた中、イタリアの関係者も「ミランは本気。現時点で他をリードしている」と証言した。

 同紙は11日に、今季33年ぶりにセリエAを制したナポリが年俸350万ユーロ(5億1450万円)のオファーを提示したと報道。合意する可能性も示唆していたが、ここに来てACミランがナポリを上回る条件を提示したようで、「突如としてミランが優位に立ったと思われる」と報じた。

 ACミランは欧州制覇7度を誇る名門。昨季は長い低迷期を脱し、11年ぶりにリーグ優勝し、今季も欧州CLで4強入りを果たしている。鎌田のACミラン入りが実現すれば、14~17年に背番号10をつけてプレーした元日本代表MF本田圭佑以来2人目の快挙。

 セリエAでは昨季までサンプドリアでプレーした同DF吉田麻也以来、13人目の日本人選手となる。森保ジャパンの司令塔の決断に注目が集まる。

 《PK決めた、公式戦15得点目》
 MF鎌田が13日のマインツ戦で先制点を決めた。前半18分に自身が倒されて得たPKを、小刻みなステップから右足でシュート。GKの手をはじき、右ネットに刺さった。リーグ戦の得点は昨年10月29日のドルトムント戦以来8得点目で、公式戦は15得点目。今季限りでの退団が発表されたグラスナー監督が前節の退場処分でスタンド観戦となる中、リーグ戦11試合ぶりの白星を呼び込むゴールとなった。

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