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新潟 U―22日本代表の三戸が右足打撲で帰国も病院の検査で問題なし 次節の名古屋戦いける

[ 2023年3月29日 05:15 ]

ケガも回復し、フルメニューこなした三戸
Photo By スポニチ

 新潟はオフ明けの28日、聖籠町のアルビレッジで、4月1日のホーム名古屋戦に向けた練習を開始した。ケガでU―22日本代表の欧州遠征を途中離脱したMF三戸舜介(20)は、ケガも癒えて元気に練習復帰。途中離脱の悔しさをバネに、名古屋戦出場を目指しコンディションを上げていく。

 元気な「三戸ちゃん」が戻ってきた。25日にU―22日本代表の欧州遠征を離脱し帰国。練習中に右足甲を打撲し、痛みもあったため、大事を取って帰国を勧められた。だが、新潟市内の病院で検査の結果、問題ないことが分かり、この日から練習に合流した。

 三戸はフルメニューを消化し、ミニゲームでは積極的にシュートを狙うなど、これまでと変わらない動きを披露した。「みんなに心配をかけてしまった。なんか恥ずかしい感じ」と苦笑い。「今でも痛いけど、気にしていたらやれないので、これからコンディションを上げて名古屋戦出場を目指していく」と力強かった。

 松橋監督は「代表の方で気を使っていただいて、大事を取ってもらった。今日はどこまでできるかチェックしていたが、十分できる」と名古屋戦に向けたメンバー選考に入っていることを明言した。

 帰国後の26日には、ビッグスワンに駆けつけルヴァン杯鹿島戦(○1―0)を観戦。これまでリーグ戦は全5試合に先発していたため「初めて外から見ることができた」という。チームメートが一丸となって戦う姿勢を肌で感じ「J1の強豪相手でも、誰が出ても勝てるのがアルビなんだって改めて感じた」と話す。左SH(サイドハーフ)に入った同期のFW小見の動きを見ながら「自分に重ね合わせて、似た状況を考えながら空いているところとかが見えて、もっと簡単にできるな、と思った」。俯瞰(ふかん)してチームを見たことで、攻撃のイメージをさらに膨らませた。

 今回のU―22日本代表では躍動できなかった。だが「これで終わりではない。ここから試合(リーグ戦)に出続けて結果を残していけばいい」。再び代表に復帰するためにも、リーグ戦で輝きを放つ。 

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2023年3月29日のニュース