日本代表・MF三笘　侍ジャパンの感動に続く！W杯後初の親善試合で「結果出したい」　24日ウルグアイ戦

笑顔の三笘（撮影・西海健太郎）
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　24日にW杯後初の国際親善試合となるウルグアイ戦（国立）を控える日本代表は22日、千葉市内で練習を行った。前日帰国したばかりのMF三笘薫（25＝ブライトン）は侍ジャパンのWBC優勝に刺激を受け、サッカーも続くことを宣言。世界一を目指すチームを引っ張る姿勢を見せた。

　心なしか三笘の気持ちが高ぶっているように見えた。午前中に宿舎のテレビで侍ジャパンが優勝する姿を目の当たりにした。「日本らしいつなぐ野球に凄く感動した。僕たちも野球の次はサッカーと思ってもらえるように結果を出したい」。サムライブルーも続けとばかりに練習でも自然と力が入った。

　W杯後初の親善試合で注目度も高まるが、そのプレッシャーも背負うと覚悟を決めている。あるメディアのスポーツ選手人気ランクでは大谷に次ぐ2位に選ばれたこともある第2次森保ジャパンのエースは「（今回は）ベテラン選手がいなくて僕も中堅。W杯を経験している中でチームの立ち位置も中心にならないといけないと感じている」と言葉に力を込めた。

　22日は全国のサッカー担当記者投票によるフットボーラー・オブ・ザ・イヤー（年間最優秀選手）に2年ぶりに選出。川崎Fでプロ1年目の20年度に選ばれて以来の受賞となった。今季ブライトンでは公式戦9得点と好調で、マンチェスターUなどのビッグクラブが今夏の獲得に関心を示しているといわれる存在だが、自分の中では代表の先発争いの真っただ中という。目前に迫ったウルグアイ戦に向け「初招集選手に伝えることは伝えるが、あくまでサバイバル。僕も結果を出さないといけない」と貪欲な姿勢を見せた。