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新潟・秋山 攻撃スイッチ入れる「つなぐところと蹴るところをはっきり使い分けていきたい」

[ 2023年3月23日 05:30 ]

26日のルヴァン杯鹿島戦に向け練習に復帰した秋山
Photo By スポニチ

 新潟は8日のルヴァン杯福岡戦後に股関節の違和感で練習を離脱していたMF秋山裕紀(22)が、2週間ぶりに練習に復帰。26日の同杯鹿島戦出場に向け、より攻撃的にチャレンジしていくつもりだ。

 福岡戦後に練習から姿を消した秋山が、元気な姿で戻ってきた。「股関節を痛めてしまった。無理して悪化するよりも…」と2週間の別メニューを経て、この日から練習に合流。通常なら一部合流で様子を見るが、秋山はフルメニューを消化した。「いつもよりきつかったけど問題なくこなせた。もちろん、鹿島戦の準備はする」と試合までの残り3日間でしっかりアピールする構えだ。

 リーグ戦は開幕から3戦出場していたが、11日の川崎F、18日の浦和戦は欠場。外からチームを見て「浦和戦は映像しか見ていないけど」と前置きしながら「失点するまで自分たちのペースで試合をしていたけど、失点後は大胆さが消えたというか、もっと中を刺しても良かったのかも」と常に大胆なパスさばきを見せる秋山ならではの視点を見せた。

 だからこそ鹿島戦でもっと戦えることを見せたい。コンディションも戻ってきただけに「球際でびびらずに、技術で(相手のプレッシャーを)はね返していきたい。新潟らしくつなぐところと蹴るところをはっきり使い分けていきたい」と攻撃のスイッチを入れるために臆することなくチャレンジし続けるつもりだ。

 福岡戦ではブラジル人FWグスタボ・ネスカウやMFダニーロ・ゴメスも出場。外国人選手とコミュニケーションを取るのがうまい秋山は「困ったらネスカウを見るようにしているし、ダニーロは前向きにボールを持てばゴールに迫る大胆さが出る。2人をうまく生かしていければ」とイメージはできている。 「ボールを動かしながらどう崩していくのか。1つのパスやトラップの精度を上げてチャンスをつくっていきたい」。秋山らしい思い切りのいいボールさばきで、攻撃のリズムにアクセントをつけていく。

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2023年3月23日のニュース