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京都 ブラボーな可能性秘める“長友2世” 同じ明大出身、SB 関東大学1部のMVP経験も

[ 2023年2月1日 04:30 ]

2月17日開幕 J1注目の新戦力

精度の高いクロスを武器に長友に続く活躍を誓う福田(C)明大スポーツ
Photo By 提供写真

 “ブラボー2世”を襲名する可能性を秘めている。複数J1クラブ争奪戦の末、今季からの京都入団を決めたDF福田心之助(22=明大)だ。

 上下動を90分間繰り返せる豊富なスタミナとスピード、粘り強い守備、そして精度の高いクロス。「自分が出せる最大限のプレーで、ファン、サポーターを含めた京都に関わる全ての人々に勇気や活力を与え、全国のサッカー少年に大きな夢を与えられるよう戦い続けます」。右サイドバックと右ウイングバックを本職とする大卒ルーキーは、クラブ内で評価を高めている。

 4度のW杯に出場した日本代表DF長友佑都(FC東京)と同じ明大出身。左右は違えど同じサイドバックで、身長は4センチ高いだけ。4年生になるまでレギュラーをつかめず、それでも努力し続け、昨年の関東大学サッカー1部リーグでMVPを獲得したサクセスストーリーも偉大な先輩と重なる部分が多い。まだまだ伸びしろを残しており、クラブ関係者の中には「将来的には日本代表を狙える」という者もいるほどだ。

 京都の右サイドバックはDF白井康介やDF飯田貴敬ら実力者が立ちはだかる。まずはチーム内競争に打ち勝ち、全国に「福田心之助」の名をとどろかせる。(飯間 健)

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2023年2月1日のニュース