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川崎F・新体制会見 大関あらため前頭?“横綱級”新人が決意「一日も早く等々力のピッチに立てるように」

[ 2023年1月22日 16:56 ]

新体制発表会見で今季の抱負を語る鬼木監督
Photo By スポニチ

 川崎Fは22日、川崎市内の洗足学園音楽大で新体制発表会見を行った。

 昨季は無冠に終わり、就任7季目となる鬼木監督は「ゼロから謙虚にもう一度チームを作りなおしたい。最強のチャレンジャーとして、Jリーグ奪還を最大の目標にやっていきたい」と抱負。横浜を猛追した昨季の終盤、選手やサポーターが見せた熱い姿勢を「忘れられない」とし、「もう一度見たい。そしてもう一度見せたい。フロンターレにしかできないサッカー、エキサイティングなサッカー、この選手たちにしかできないサッカー、この選手たちに価値があると思ってもらえるようなサッカー、そして感動を与えられるようなサッカーをしたい」と熱く語った。

 指揮官に続いて、新加入選手もあいさつ。昨季まで川崎FU―18で10番を背負ったMF大関は「ユースから昇格しました、“前頭”友翔です」と自己紹介。「キャンプ中にのぼり(登里)さんにいじられたので、ここでやろうと思った。“横綱”ではなく“前頭”を選んだ」と明かして会場を沸かせ、「小さい頃から憧れのクラブだった。日々の練習からアピールして、一日も早く等々力のピッチに立てるように頑張っていきたい」と力を込めた。

 竹内強化本部長は「連覇を逃したからといって自信をなくして戦い方を大きく変えることは考えていない。フロンターレのサッカーは常に攻撃的に先制点を奪い、2点目、3点目を奪いにいくスタイル」改めて掲げるスタイルを明言。「チームが勝つための要素を高め、攻守にわたりギアを1段、2段上げてくれる選手を獲得した」と編成について語った。

 会見に先立って第1部では洗足学園音楽大による演奏会が行われ、「キャンディ・キャンディ」で有名な堀江美都子らの歌唱とともに、セーラームーンやドラゴンボールの楽曲が会場を盛り上げた。 

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