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J1復帰の横浜FC 異例39人体制で約半数“新加入”四方田監督「1つになってまとまれば非常に大きい」

[ 2023年1月6日 19:15 ]

欠席者5人を除く15人が壇上に立った横浜FCの新体制会見。後列右から3人目は四方田監督
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 今季J1に復帰する横浜FCが6日、横浜市内で新体制会見を行った。

 来季以降も見据えて着実にJ1定着を図る狙いで、30~35人登録のクラブが多い中で異例の39人体制。そのうち、鳥栖からのレンタルが完全移籍に切り替わったFW石井快征(22)を含めると半数以上の20人が“新加入”となった。スタッフも多く入れ替わり、四方田修平監督(49)は「まとまるのが難しい反面、1つになってまとまれれば非常に大きい力になる。目標はまずJ1残留」と話した。

 昨年7月からポルトガル1部ジル・ビセンテでプレーしていたMF新井瑞希(25)は、保有元だった東京Vから完全移籍で加わった。海外、日本それぞれからオファーがあった中で、横浜FCへの移籍を決断。「しっかりと考えて、横浜FCさんなら自分の力を発揮できるというのがあった」と説明した。将来的には欧州の5大リーグに挑戦したいという目標がある。「もし今年、20点、30点取ったらそういうところから(話が)来るかもしれない。それくらいのモチベーションでやる」と力を込めた。

 FC東京から完全移籍で加わったMF三田啓貴は(32)は、今季からコーチを務める元日本代表MF中村俊輔氏(44)の背番号25を引き継ぐ。新たなセットプレーのキッカーとして期待され、「33歳ですけど、勝負の年だと思って若手に負けずに頑張っていきたい。(俊輔氏は)憧れの存在。同じキックはできないが、狙う位置や駆け引きのところは盗める」と成長を誓った。

 会見では、若手強化のために川崎F、湘南、横浜とともに出場機会の少ない選手主体のエリートリーグを設立する構想も明かされた。

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2023年1月6日のニュース