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Eフランクフルト・鎌田がCL初弾 「まず一つ取れたのは安心」 最高峰の大会で日本人10人目

[ 2022年10月14日 04:30 ]

欧州チャンピオンズリーグ 1次リーグ第4戦D組   Eフランクフルト2-3トットナム ( 2022年10月12日 )

<トットナム・Eフランクフルト>欧州チャンピオンズリーグ初ゴールとなる先制点を決めた鎌田(AP)
Photo By AP

 アイントラハト・フランクフルトの日本代表MF鎌田大地(26)は12日、敵地のトットナム戦で前半14分にCL初得点を決めた。試合は2―3で敗れたが、前身の欧州チャンピオンズ杯を含めて欧州最高峰の大会で得点は日本人10人目。ナポリ、Bミュンヘン、クラブ・ブリュージュが1次リーグ突破を決めた。

 CLの歴史にその名を刻んだ。前半14分に味方が敵陣の深い位置で相手ボールを奪って波状攻撃。最後はフリーでパスを受けた鎌田が落ち着いて右足でゴール右に流し込んだ。

 「初ゴールというのは、どのリーグでもどの大会でも大事。まず一つ取れたのは安心する」と鎌田。昨季は欧州リーグで5得点を決めて優勝に貢献し、今季も公式戦14試合で7点目だったが、欧州最高峰の舞台で決めたゴールは重みが違った。

 強豪相手の先制点。しかし、韓国代表孫興民(ソンフンミン)、イングランド代表ケーンの元プレミアリーグ得点王コンビのゴールで逆転を許し、DF長谷部が孫興民を止めようとした際のファウルで左膝を痛めて後半24分に退くなど苦戦を強いられて敗れた。

 「クオリティーの差はある。普通に個でやられた感じ」と話した鎌田だが、自陣に戻って孫興民のドリブルを止めるなど守備でも奮闘。「自分が描いていた成長曲線に沿って成長できていると思う。どことやってもある程度できるという自信はある」。W杯を控えゴールも含めて実りある試合だった。

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2022年10月14日のニュース