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W杯日本代表の初戦 ドイツ代表はBミュンヘン勢不振で一体感に欠ける

[ 2022年10月14日 04:30 ]

9月23日のハンガリー戦に敗れたドイツ代表(AP)
Photo By AP

 ドイツは昨夏就任したフリック監督の下で8連勝したが、その後は1勝5分け1敗と停滞。9月23日のハンガリー戦はCKから隙を突かれて先制を許し、攻撃陣も精彩を欠いて0―1で敗れた。3日後のイングランド戦は2点を先行しながら3失点。最後は3―3の引き分けに持ち込んだが、攻守がかみ合わない状態が続いている。

 影響を指摘されているのがチームを引っ張るBミュンヘン勢の不振。9月の代表戦直前にリーグ戦4戦連続で白星を逃す21季ぶりの失速で、名門を支えるミュラーはハンガリー戦後に「多くの選手はクラブで最高の日々を過ごしていないことが表れたのかも」とミス続きの敗戦を嘆いた。

 もっとも選手個々の能力は高い。守田が警戒するキミヒは攻守の要で、中盤から精度が高い長短のパスで攻撃を組み立てる。ムシアラは19歳ながらBミュンヘンで今季先発に定着し、リーグ戦は既に5得点。足元の技術に優れ、代表ではミュラーがいるトップ下か左サイドで出場機会をうかがう。ハーバーツは9月のイングランド戦で豪快な左足ミドル弾など2得点を決めた。

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2022年10月14日のニュース