冨安健洋が今季2度目のフル出場で欧州リーグ2連勝に貢献　自己評価は厳しく「満足していない」

アーセナルのDF冨安健洋（AP）
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　欧州リーグは6日、各地で1次リーグが行われ、A組でアーセナル（イングランド）の日本代表DF冨安健洋は、3―0で勝利したボデグリムト（ノルウェー）戦にフル出場した。

　欧州リーグ2試合連続となる今季2度目のフル出場。開始時は右サイドバック（SB）に入り、後半26分からは左SBとしてプレー。ユーティリティー性を発揮し、チームの2連勝に貢献した。

　常に自己評価が厳しい冨安は試合後、「自分のプレーに満足していない」と振り返ったが、左右両サイドで自身のエリアから突破されるシーンはほとんどなく、盤石の守備を見せた。攻撃参加も時折見せ、チャンスには結びつかなかったものの、特に前半は攻撃に入る回数が多かった。

　一方で試合終了とともにチームドクターが冨安の下に駆け寄り、足の様子を気にるす場面もあった。試合後に「ケガをしないようにしたい」と話しており、故障ではないと思われるが、まだ万全ではない可能性もある。

　W杯カタール大会開幕（11月20日）までは残り1カ月半。大舞台を見据え「まだまだ上げていく必要がある」と気を引き締めた。