神戸DF酒井高徳　チームの“半端ない”メンタル称賛「今できる自分たちの全てを出した」

明治安田生命J1リーグ第30節   神戸2―1G大阪 （ 2022年9月18日    ノエスタ ）

＜神戸・G大阪＞試合に勝利し、サポーターと喜びを分かち合う神戸イレブン（撮影・後藤　大輝）
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　神戸DF酒井高徳は逆転勝ちしたチームの“半端ない”メンタルを称えた。多くの時間帯で主導権を握っていたにもかかわらず、後半10分に失点。「その直前にオフサイドのシーン（G大阪のゴール取り消し）。自分はあまりオフサイドの感覚はなかった。（無得点になったけど）切り替えないといけないし、ハーフタイムでも“良いサッカーしても、どこかで悪い流れ来る。我慢すべき”と話していたし、その目を覚まそうと言った中での失点で、ダメージ大きいと思った」。良い内容をしても勝ち切れなかった今季の嫌なイメージがよぎったという。

　だが酒井自身も「まだ時間ある。切り替えよう」と声を掛けて、必死に顔を上げさせようとした。そして全員がリバウンドメンタリティーを発揮。逆転勝ちにつなげた。「直接対決を制したのは大きい。このホーム3連戦で勝ち点7。満点ではないけど、今できる自分たちの全てを出した」。これまで厳しい発言を繰り返してきた闘将は、やっと戦える集団になってきたことに手応えを感じている様子だった。