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川崎F 遠のく3連覇…小林弾で先制も2戦連続ドロー、残り5戦で首位・横浜と4差

[ 2022年9月18日 04:30 ]

明治安田生命J1第30節   川崎F1―1柏 ( 2022年9月17日    三協F柏 )

<柏・川崎F>試合後、御厨主審に抗議する川崎F・谷口(左から2人目)ら(撮影・西海健太郎)
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 明治安田生命J1リーグは17日に各地で5試合が行われ、川崎Fは敵地で柏と引き分けた。前半38分にリーグ戦5試合ぶり先発のFW小林悠(34)が12試合ぶりゴールを挙げ先制したが、後半追いつかれ2試合連続ドロー。18日に札幌と対戦する首位・横浜との勝ち点差は1しか縮められなかった。名古屋のMF相馬勇紀(25)は広島戦で持ち味のドリブル突破を披露。日本代表のドイツ遠征を前に好調ぶりを示した。

 川崎Fが痛恨の2試合連続ドローを喫し、3連覇から一歩遠のいた。前半38分にFW小林がリーグ戦12試合ぶりのゴールで先制も、後半は立ち上がりから相手の圧力を受け、18分に中央を崩されて失点。終了の笛が鳴るとイレブンはうなだれた。「今日の引き分けは本当にメンタル的にきている」。小林は敗戦の弁のように言った。

 1―1で引き分けた敵地の名古屋戦から中2日。過密日程の正念場だった。名古屋戦よりも全体的な内容は改善したが、追加点を奪えずに追いつかれる展開をまた繰り返した。残りは5試合。試合後、ロッカールームで鬼木監督はイレブンに言った。「信じていれば、きっと何か起こる」。優勝を諦めてはいないという姿勢だった。

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2022年9月18日のニュース