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Eフランクフルト鎌田 FK弾!日本代表に新オプションだ 20メートル沈めた、3点目もCKからアシスト

[ 2022年9月18日 04:30 ]

ドイツ1部   Eフランクフルト3-1シュツットガルト ( 2022年9月17日 )

<シュツットガルト・Eフランクフルト>後半、直接FKでゴールを決め、喜ぶEフランクフルトの鎌田
Photo By 共同

 ドイツ1部アイントラハト・フランクフルトの日本代表MF鎌田大地(26)が17日、敵地のシュツットガルト戦で2戦ぶりとなる今季4点目のゴールを決めた。FKで先制点の起点となり、CKでアシストも記録し3―1勝利に貢献。チームメートのDF長谷部誠(38)、相手側でMF遠藤航(29)、DF伊藤洋輝(23)も先発した日本人対決で好調ぶりを発揮し、ドイツ国内で控える日本代表の親善試合に弾みをつけた。

 両チーム合わせて日本人選手4人が先発した注目対決で、鎌田がひときわ輝きを放った。1点リードの後半10分に追加点。ペナルティーエリア左手前約20メートルからの直接FKが相手選手の頭をかすめて微妙にコースを変え、相手GKの足元で弾んでゴールに吸い込まれた。

 止まらない。今季リーグ戦出場6試合で早くも4点。昨季32試合のゴール数に並び、2季前に記録したシーズン自己最多の5得点も目前となった。開始6分にはドリブル突破で自ら得たFKで壁を越える鋭いシュートを放ち、GKがはじいたボールをローデが頭で押し込んで先制した。2―1の後半43分にも左CKからダメ押し弾をアシスト。日本代表が課題とするセットプレーから3得点に絡む活躍で、代表活動前最後の試合を飾った。

 今季公式戦10試合で6得点。13日のマルセイユ戦ではオフサイド判定で欧州CL初ゴールこそ逃したものの、試合中にボランチから2列目に位置を変える変幻自在な存在感でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。

 この日は2列目でスタートして攻撃陣を引っ張り、局面に応じて最終ラインの手前まで戻って守備でも奮闘。グラスナー監督が「ゲームを理解しているため、非常に多くのポジションでプレーできる。とても知的でボールを保持している時も守備の際も解決策を見つける」と称える万能ぶりを見せつけた。

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