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Eフランクフルト長谷部が4656日ぶりにCL出場「もちろん幸せ。何を残せるかが大事」

[ 2022年9月8日 15:25 ]

欧州チャンピオンズリーグ・1次リーグD組第1戦   アイントラハト・フランクフルト0―3スポルティング ( 2022年9月7日    ドイツ・フランクフルト )

後半、競り合うスポルティングの守田(左)とEフランクフルトの長谷部=フランクフルト(共同)
Photo By 共同

 アイントラハト・フランクフルトの元日本代表DF長谷部誠(38)が4656日ぶりに欧州チャンピオンズリーグ(CL)の舞台に帰ってきた。昨季欧州リーグを制して出場権を獲得したEフランクフルトの一員として後半38分から日本代表MF鎌田大地(26)と交代でスポルティング戦に出場。ウォルフスブルク時代の09年12月8日のマンチェスター・ユナイテッド戦以来、13季ぶりの出場を果たした。

 0―3という状況でボランチに入ると、いきなりサイドチェンジのロングパスを通し、リズム良くプレーしてボール奪取でも奮闘。チームはそのまま黒星発進となったが、38歳のベテランは短時間ながら存在感を示した。

 3点を追う状況で公式戦4戦ぶりの出場となった長谷部は「あんな時間で点差もあったので…。0―2の時は1人しか(交代に)呼ばれていなかった。0―3になって出してくれたのかな」と振り返った。一方で「13、4年ぶりにこういう舞台に立てるのはもちろん幸せ。ただ、勝つことが目標であって、ここから何を残せるかということが大事。それはやっていきたい」と強調。ホームで痛い黒星を喫したが、巻き返しを誓った。

 この日はチームにとって今季公式戦8戦目で、長谷部はいずれも試合途中から4戦目の出場。昨季までは3バックの中央に入ることが多かったが、チームは今季途中から4バックを採用し、今後の起用法が注目される。

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