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セルティック 王者レアルに完敗、旗手は存在感も…古橋&大然は不発

[ 2022年9月8日 04:30 ]

欧州CL1次リーグF組   セルティック0―3レアル・マドリード ( 2022年9月6日 )

<セルティック・Rマドリード>後半、途中出場し競り合うセルティックの古橋(左)
Photo By 共同

 6日に開幕し、セルティックはホームで最多優勝14回を誇る前回王者レアル・マドリードに0―3で敗れた。先発のMF旗手怜央(24)が存在感を示した一方で途中出場した前田大然(24)と古橋亨梧(27)の両FWは不発。好ストライカーを擁するパリ・サンジェルマンとマンチェスター・シティーは初優勝へ好発進した。

 約5万7000人の熱気に包まれたホームで、CLデビューを果たした日本勢は前回王者の実力を思い知らされる形となった。先発し、中盤でクロアチア代表MFモドリッチと対峙(たいじ)したMF旗手は、パスで好機を演出するなど奮闘。英デーリー・レコード紙からチーム最高の8点(10点満点)と高評価を得たが、後半に3失点を許しての完敗に「これがチャンピオンか…」とつぶやいた。

 後半から出場したFW前田は同2分、鋭い右クロスをミートできず絶好機を逸し「決めていたら違う展開になっていた。あれが敗因」と猛省。3日のレンジャーズ戦で左肩を痛めたFW古橋は、0―2の後半27分から出場も、見せ場をつくれず「FWは短い時間でも点を決めないといけない」と悔しがった。

 それでも最高峰の戦いは始まったばかり。2位以内が突破できる1次リーグは残り5試合。旗手は「強豪ばかりなので、自分たちに何ができるのか証明したい」と先を見据えた。

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