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川崎F 鳥栖に4―0大勝で5月以来の首位に浮上 悲願の3連覇へ、鬼木監督「これからは自分たち次第」

[ 2022年8月31日 21:59 ]

明治安田生命J1第20節   川崎F4─0鳥栖 ( 2022年8月31日    等々力 )

<川崎F・鳥栖>後半、ゴールを決めた大島(右から2人目)=撮影・小海途 良幹
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 新型コロナウイルスの影響で延期されたJ1の2試合が行われ、川崎Fは鳥栖を4―0で下し、5月以来の首位に立った。FW家長昭博(36)の右クロスからFW知念慶(27)が頭で先制。後半はMFシミッチ(29)、MF大島僚太(29)が今季リーグ戦初ゴールを決めるなど3点を加えて大勝で4連勝した。1試合消化が多い状況ながら勝ち点を49まで積み上げ、同48の横浜を追い抜いた。

 まず前半26分、DF山根視来(28)からパスを受けた家長が、右サイドからニアに走り込む知念に浮き球のボールを供給。頭で突き刺した4月以来のリーグ戦ゴールが、大勝を呼ぶ込む先制点となった。9月1日に3歳の誕生日を迎える長女にプレゼントとなるゴールを贈った知念は「凄く感情的になってうれしかった」と振り返った。

 チームは8月7日の横浜との直接対決で勝利してからリーグ戦4連勝。試合後、鬼木監督は「立ち上がりから攻守にわたって強気に攻められた。非常にいいゲームの展開に持ってくることができた。彼らのそういう姿勢をうれしく思う」と内容を高く評価。3連覇を目指す今後に向け、「一戦必勝で戦っていくことだけ」と力を込めた。

 トップに立ったが、「試合数の違いで首位に立っているだけ。首位という風には思っていません」とも話す。「プレッシャーに感じずに、自分たちが望んでいるところでどれだけやっていけるか、これからは自分たち次第。とにかく一つ一つつ戦っていきたい」と話した。

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2022年8月31日のニュース