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名古屋の処分決定受け、試合中止影響受けた川崎F・吉田社長が声明発表「あらためて…非常に残念に思う」

[ 2022年8月31日 11:51 ]

 川崎Fの吉田明宏代表取締役社長が30日、Jリーグによる名古屋への処分決定を受け、声明を発表した。クラブは7月16日に名古屋戦を予定していたが、複数の新型コロナウイルス陽性者が出た名古屋の“誤報告”により中止となっていた。

 名古屋は7月15日、感染者が多発していたことにより、管轄保健所から同14~16日の活動停止の指導を受けたと発表していたが、実際はそのような指導はなかったことが判明。開催可否を判断するリーグに故意に虚偽の報告をした事実は認められなかったが、日程順守義務と信用が損なわれた点を重くみたJリーグは、罰金200万円とけん責処分を科した。

 川崎Fの吉田社長は「クラブでは、本件発生からJリーグに対して、中止の判断に至った経緯、事象についての説明と公正かつ厳格な裁定を求めてまいりました。今回の事案に関して、あらためて公式試合がこのような形で中止となってしまったことを非常に残念に思っております」と遺憾の意を示した。

 その上で「試合を楽しみにしていた、そして来場を予定されていた多くのファン、サポーターの皆様にご迷惑、ご心配をおかけしたことに関して、大変申し訳なく感じております。川崎フロンターレは、これからもフットボールに真摯(しんし)に向き合い、目標であるリーグタイトルの獲得に向けて、応援してくださるすべての皆様とともに戦ってまいります」と結んだ。

 延期された名古屋戦は9月14日に行われる。

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2022年8月31日のニュース