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日本代表初招集のFW町野が宣言「3ゴールが目標。ゴールがないと目立たないし、評価もされない」

[ 2022年7月18日 18:22 ]

ボール回しをする町野(左)=撮影・小海途 良幹
Photo By スポニチ

 東アジアE―1選手権は19日に開幕し、日本代表はカシマスタジアムで香港代表と対戦する。日本代表に初招集されたFW町野修斗(22=湘南)が18日、オンライン取材に応じ抱負を語った。

 初めて日本代表のウエアに身を包み、オンライン取材に臨んだ町野は「普段、敵同士でいる選手が集まって、なんか実感がかなりわきました」と初々しいコメントを口にした。

 今季J1リーグ戦でランキング4位の8得点をマークしているストライカー。初のE―1選手権に向けて「3ゴールを目標にしています。パスも出てくると思うし、チャンスは3回以上は必ずあると思うので、しっかり決めたい」と大会3得点を目標に掲げ、点取り屋らしく「他の部分でいいプレーをしててもゴールがないと目立たないし、評価もされない。どんな状況でも点を取れる選手になりたい」と豪語した。

 ポストプレーもこなし、DFラインの背後への飛び出しも得意。オールマイティーな能力を備えるFWは「いろいろできるのが武器だと思っている。その多彩さを試合で見せたい」と力を込めた。
 大阪・履正社高を卒業後、18年横浜に加入したが、出場機会に恵まれず、翌19年J3北九州に期限付き移籍。新天地でチーム最多8得点をマークしJ2昇格に貢献し完全移籍。20年もJ2で7得点と結果を残した。21年には湘南に移籍しJ1でも実績を残した。そしてついに日本代表入りを果たした。

 挫折を経て、はい上がってきたキャリアを振り返り「横浜1年目は練習にも参加できないような状況だった。見返ししてやるという気持ちでJ3に行って、J2に上がってというステップアップだった。1年目の悔しさはかなり大きかった」と語った。
 合宿では横浜時代のチームメートと再会した。「畠中選手とかはプロ一年目(横浜で)一緒だった。久しぶりに一緒にできて楽しみ」と笑顔を見せた。

 高校選抜に選出されたことがあるが、年代別の日本代表には縁がなかった。「テレビで見る側だったので(日本代表は)夢だった」。日の丸を背負って戦う国際試合を前に「責任のある試合になる。プレッシャーは少なからずあるけど、楽しみの方が大きい」と目を輝かせた。

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2022年7月18日のニュース