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Jリーグ声出し応援運営検証試合報告 窪田理事「いいスタートが切れた」

[ 2022年6月21日 16:46 ]

<鹿島・福岡>声出し応援のルールが会場で表示された(撮影・西海健太郎)
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 Jリーグは21日に実行委員会を開き、11、12日に行った声出し応援運営検証試合の検証結果を報告した。

 Jリーグでは11日のルヴァン杯・鹿島―福岡(カシマ)、12日のJ2リーグ戦・東京V―岩手(味スタ)で、観客席に声出し応援エリアを設置し、声出し応援の実証実験を実施。様々なデータを採った。

 Jリーグが公表した資料によると、声出し応援エリアでのマスク着用率は99・7~99・8%、座席位置を守っている割合は94・5~97%、エリア外でのチャントが確認されなかったなど、多くの観客がルールを守っていた。また試合後に新型コロナウイルス陽性の判定を受けたとの報告はないという。

 7月には「ステップ2」として6試合の運営検証試合を行う。「ステップ2」では声出し応援エリアの座席の配置を変更し、人数を3000人から7000人に増やす。

 Jリーグの窪田慎二理事は「“ステップ1”は順調なスタートを切れた。できるだけスピードアップして、次のステップ、次のステップと進めて、1日でも早く2019年以前の状態を取り戻したい」と話した。

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2022年6月21日のニュース