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神戸はチェンライとスコアレスドロー MF山口蛍「前の試合と同じようにはならないと分かっていた」

[ 2022年4月26日 05:31 ]

ACL東地区J組   神戸0―0チェンライ ( 2022年4月25日    ブリーラム )

チェンライと引き分けた神戸イレブン=ブリラム(共同)
Photo By 共同

 神戸は中2日で再戦となったチェンライ(タイ)とスコアレスドローに終わった。3試合を終えた時点で2勝1分けの首位。1位突破を掛けて5月1日に最終戦・傑志戦(香港)と対戦する。

 「前の試合と同じようにはならないと選手は分かっていた」。MF山口蛍が振り返ったように、22日の対戦で6発圧勝した相手に手を焼いた。スタメンは3人のみ変更。疲労やミスに加え、システム変更をして自陣ゴール前を固めるチェンライを崩せなかった。

 前半16分にはMFボージャンの高い位置でのパスカットから決定的なチャンス。さらに23分にも山口のパスカットからMF郷家友太が決定機を迎えた。だが、どちらもネットを揺らせず。39分にはボージャンが筋肉系トラブルで負傷交代を余儀なくされるアクシデントにも見舞われた。

 後半6分にはMF汰木康也のコントロールシュートを相手GKが好セーブ。同9分にはクロスが持ち味のDF初瀬亮を投入し、左サイドのクロスから活路を見出そうとするが、21分のFW大迫勇也のヘッドも33分のMF日高光揮のヘッドも枠を捉えきることができなかった。トップ下でプレーしたMF井上潮音は「相手に引かれた状態で攻撃のバリエーションを増やすのが大事だった」と反省した。

 守備陣は2試合連続無失点も、攻撃陣は今大会初の無得点。それでも山口は「負けないことも大事」と前を向く。次戦・傑志戦ではFW武藤嘉紀も復帰する可能性があり、攻撃陣の爆発に期待が掛かる。

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2022年4月26日のニュース