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ヨドコウ桜スタジアムに巨大壁画が登場 Jリーグ会場では史上初「ミューラルの聖地と呼ばれる場所に」

[ 2022年4月21日 15:45 ]

ヨドコウ桜スタジアムに描かれたCOOK ONEによるミューラルアート
Photo By スポニチ

 ヨドコウ桜スタジアムに突如、巨大な壁画が現れた。

 C大阪のトップパートナーであるヤンマーは21日、スタジアムの北西エントランスの壁面に設置された「HANASAKA MURAL」のお披露目会を開催。横16・2メートル、縦3・55メートルという57・51平方メートルの壁に描かれたミューラルアートが公開された。

 ヤンマーは、大阪市からヨドコウの指定管理を委託されているC大阪スポーツクラブと協業し、ミューラル(壁画)を通して次世代アスリートの育成および日本のアート文化の醸成を目指すミューラルアートプロジェクトに参画。その中で、既に米国などでは街づくりの手法として一般的になっているミューラルアートがヨドコウに描かれた。

 今回、第1弾のHANASAKA MURALを手がけたのはCOOK ONE(47)。大阪の熊取町出身で、ロサンゼルスを活動拠点とするミューラルアーティストだ。学生時代にはGKとしてサッカーにも打ち込んでおり、今回の作品には『STILL RUNNING』と名付けた。

 「このスタジアムは球技が行われていて、選手たちが走ることが多い。アートも走り続けたいという思いを込めて描きました」

 アート文化の醸成に加え、地域住民の方々に楽しんでもらいたいという思いも込められたHANASAKA MURAL。第2弾は8月から、第3弾は12月からを予定している。

 Jリーグの公式戦で使用されるスタジアムでは、史上初めての試み。ヤンマーのクリエイティブ部・土屋陽太郎部長は「将来的には“ミューラルの聖地”と呼ばれる場所になっていってほしい」と語った。

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2022年4月21日のニュース