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横浜DF角田涼太朗「全員が前を向いて準備を進めている」 あすシドニーFC戦へ意気込み

[ 2022年4月21日 17:32 ]

 ホーチミン(ベトナム)で集中開催されているACL1次リーグH組の横浜はあす22日、第3戦でシドニーFC(オーストラリア)と対戦する。

 19日の全北(韓国)との第2戦を0―1で落とし、1勝1敗で迎える一戦。前日の公式会見に出席したDF角田涼太朗(22)は「この間の試合(全北戦)で負けたからといって、チームがマイナスに向いているかというと、そうではない」と強調し、「全員が前を向いて、あしたの試合に向けて準備を進めているので、グループリーグ突破という目標はありますけど、まずは目の前の一戦に向けてしっかり準備をしていきたいと思います」と意気込みを語った。

 母国チームとの対戦となるケビン・マスカット監督(48)にとって、敵将のスティーブ・コリカ監督(49)とはかつてオーストラリア代表でも一緒にプレーした旧知の仲。それでも会見では「友人でもある彼(コリカ監督)が、あすは敵です」と闘志をむき出しにし、26日に再び同じ相手との連戦となる日程にも「まずはあしたの試合でしっかり結果を残し、勝ち点3を狙っていきたい」と強調した。

 かつてJFL鈴鹿ポイントゲッターズのカズがプレーしたことでも知られるシドニーFCは、今大会が7度目の出場。予選、プレーオフを勝ち抜き本選に進出し、1次リーグは全北との初戦を0―0、ホアンアイン・ザライ(ベトナム)との第2戦を1―1で終え、勝ち点2でH組3位につけている。

 横浜は全北同様、前回出場した20年にも1次リーグで対戦しており、その時は1勝1分けで勝ち越し、クラブ史上初の1次リーグ突破に繋げている。相手の分析もしっかり行った上で、「相手に自分たちが合わせることはまずない」と、あくまでも自分たちのスタイルを貫く強い姿勢をのぞかせた指揮官。「この(高温多湿の)コンディションの中で、どれだけ自分たちのサッカーができるのか。最後はマリノスのプライドという部分を大事に、しっかりピッチに立っていきたいと思います」と必勝を誓った。

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2022年4月21日のニュース