森保監督キッパリ「ドーハの歓喜に変えたい」　独、スペインと同組も「目標は変わらない」

W杯カタール大会組み合わせ抽選会の会場に入る森保監督（ロイター）

　11月21日に開幕するW杯カタール大会の1次リーグ組み合わせ抽選会が1日（日本時間2日未明）、ドーハで行われ、第3ポットの日本代表はFIFAランキング7位のスペイン、同12位のドイツ、コスタリカとニュージーランドのプレーオフ勝者と同じE組に入った。大会第3日の23日に初戦でドイツ、第2戦は27日にコスタリカとニュージーランドのプレーオフ勝者、12月1日の最終戦でスペインと対戦する厳しい組み合わせとなった。

　組み合わせ抽選後、取材に応じた日本代表の森保監督は「どこが相手でも目標は変わらない」と、改めて悲願のW杯8強を目指すとキッパリ。初戦の相手のドイツについて「クオリティーの高い、バイエルン・ミュンヘンの選手中心に、非常に強いチームだと思っている」と語り、スペインに対しては「ルイス・エンリケ氏がクオリティーの高い選手たちを率いて素晴らしいサッカーをしている、そこに挑めるのは楽しみ」とコメントした。

　W杯優勝経験のあるスペイン、ドイツと同居する“死の組”。かつて選手として“ドーハの悲劇”を経験した森保監督は、ドーハの地で再び厳しい“試練”を引き当てることになったが「今回は監督として、ドーハの歓喜に変えたいと思います」と力強く語った。