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C大阪・清武「いいボールきた」 劇的ゴールでドロー 17歳・北野もデビュー戦で豪快シュート見せた

[ 2022年2月20日 05:30 ]

明治安田生命J1第1節   C大阪2-2横浜 ( 2022年2月19日    日産ス )

<横浜・C大阪>後半、ゴールを決め喜ぶC大阪・清武(中)=撮影・西海健太郎
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 頼りになる主将だ。敗色ムードも漂った後半45分。C大阪は左CKからMF清武が頭で合わせた。高い打点から繰り出されたボールは、横浜GKの頭上を越え、ゴールネットに吸い込まれた。

 「今年は中に入ることになっているからチャンスがあると思っていた。いいボールがきたので、当てるだけだった」

 劇的な同点弾にも低調だった内容が、背番号10の口調を淡々とさせた。先制しながら劣勢が続き、シュート数はC大阪の3倍以上となる22本も浴びた。「正直、マリノスが凄く強かった」と脱帽せざるを得なかった。

 反省の勝ち点1も、収穫はあった。2種登録されたばかりのFW北野が後半35分から、柿谷、西川に次ぐクラブ史上3番目に若い17歳6カ月6日でJ1のピッチへ。「流れを大きく変えてくれた」と小菊監督から絶賛されたように、豪快なシュートを放った。南野が持つクラブ最年少J1ゴール(18歳5カ月20日)更新の可能性を秘める17歳とともに、チームは成長する。

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2022年2月20日のニュース