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森保ジャパンへの影響必至…神戸・三浦監督「大迫は100%の状態じゃない」あす3日・仙台戦出場も微妙

[ 2021年11月2日 16:42 ]

仙台戦の取材に応じる神戸・三浦監督(C)VISSEL KOBE
Photo By スポニチ

 22年W杯カタール大会アジア最終予選ベトナム戦(11日・ハノイ)、オマーン戦(16日・場所未定)に臨む日本代表メンバーが4日に発表されるが、エースの招集に黄信号が灯った。あす3日の仙台戦に臨む神戸の三浦淳宏監督が2日、取材対応。10月12日の同予選オーストラリア戦で右足を痛めたFW大迫勇也の状態について「無理すれば(出場できる)という感じです」と慎重姿勢を示した。

 大迫はオーストラリア戦後はリーグ2試合を欠場。やっと部分合流を果たしたが「当然ながら(状態は)100%ではない」(三浦監督)。仙台戦後は中2日で徳島戦が控えているが「状態は確実に上がっているけど、そこでも100%というのは難しい」と厳しい見解を示した。

 決して代表に派遣したくないわけではない。自身もA代表経験者の指揮官は「日の丸の大切さは僕も理解している。大迫の能力は誰もが認めるところ。多少、状態が悪くても呼びたくなるのも分かっている」と強調する。その上で「状態が悪い中でプレーしても求めるものは出せない」と話した。日本代表の森保監督は「試合の出場状況を見ながら、コンディションがどれほど回復しているかということを確認しながら招集に向けて考えていきたい」と話しており、エース抜きで厳しいアウェー2連戦を迎える可能性が出てきた。

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2021年11月2日のニュース