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なでしこMF猶本が“三度目の正直”誓う 19年W杯、21年東京五輪落選も「23年W杯がある」

[ 2021年10月20日 17:32 ]

ゲーム形式の練習で機敏な動きを披露したなでしこジャパン・猶本(右)
Photo By スポニチ

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のMF猶本光(27=三菱重工浦和)が、“三度目の正直”で世界大会の切符をつかむ。候補合宿3日目の20日、千葉市内で紅白戦を実施。ボランチ、サイドハーフで機敏な動きをみせた猶本は「東京五輪は出場できなかったが、23年W杯がある。その前に予選があるので、そこに向かって成長するしかない」と意気込んだ。

 これまで、なでしこジャパンでは当落選上が常だった。18年夏にレベルアップを図りドイツのフライブルクへ移籍したが、19年W杯フランス大会は落選。東京五輪を見越して昨年1月に古巣復帰したが、今年3月の候補合宿(鹿児島)を最後に代表から遠ざかり、メンバー入りはならなかった。「1つ言えるのは、応援してくれた人たちに申し訳ない気持ちがあった」と振り返るが、すぐに気持ちは切り替えていた。

 池田太新監督体制となり、定位置争いは横一線でスタート。23年W杯で定位置をつかむためにも、まずは来年1月のアジア杯予選でのメンバー入りが第一関門となる。「目指すところは世界一で今までと変わらない。新体制となったなでしこジャパンで世界一を目指していきたい」。世界一奪還へ、猶本がなでしこ復権の“光”となる。

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2021年10月20日のニュース