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俊輔級の活躍!セルティック・古橋が5戦5発 「#KYOGOAL」ダメ押し弾!全3得点絡んだ

[ 2021年8月17日 05:30 ]

スコットランドリーグ杯1回戦   セルティック3-2ハーツ ( 2021年8月15日 )

<セルティック・ハーツ戦>後半、ゴールを決め喜ぶセルティックの古橋(共同)
Photo By 共同

 スコットランド・プレミアリーグのセルティックに所属するFW古橋亨梧(26)が15日、リーグ杯決勝トーナメント1回戦のハーツ戦に先発し、1ゴールを含む全3得点に絡む活躍で、ベスト8進出に貢献した。これで公式戦5戦5発。今夏加入した日本代表FWの勢いが止まらない。

 “古橋劇場”だった。前半に右足アウトサイドパスで先制点の起点となると、ショートコーナーから追加点を演出。最大の見せ場は2―1の後半18分だった。素早い抜け出しからペナルティーエリア内の左でボールを受け、左足一閃(いっせん)。シュートは相手GKの頭上を貫き、早くも公式戦5点目。7月31日のデビュー戦から16日間で3大会(欧州リーグ、リーグ戦、リーグ杯)に出場し、その全てでゴールを挙げた。

 チームの公式SNSでは「#KYOGOAL」と日本人ストライカーのハッシュタグで、祝福。古橋も自身のSNSに「Truly a paradise!」や「満員のセルティックパークでゴールできたことは格別でした!次もがんばります!」と英語と日本語で喜びを表現した。

 地元紙デーリー・レコードによれば、クラブOBのパトリック・マッコート氏(37)が「感覚も動きも本当に良い。彼の名は欧州中に急速に広まる」と絶賛。元日本代表MF中村俊輔(43=横浜FC)ともプレーした同氏は「チームの英雄となったナカ(中村)と同様の影響力を与えると思う」と期待を寄せた。既にリーグ戦で得点ランクトップの3ゴール。クラブのレジェンドである“中村級”の活躍も夢ではない。

 ≪珍快挙!?2リーグ同時得点トップ≫○…古橋はリーグ戦の8日ダンディー戦でハットトリックを達成、現在3得点で得点ランクトップに立っている。移籍前の神戸でも15得点を挙げJ1得点ランクは首位のまま。2つのリーグで同じ選手が1位に立つ珍現象が起きている。

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