長友“ビビってる”作戦!「堂安さんも久保さんも怖い」34歳ベテランが弟分に“先制口撃”

[ 2021年6月3日 05:30 ]

強化試合   日本―U24日本代表 ( 2021年6月3日    札幌ド )

日本代表の練習でチームメートと競り合う長友(右)=撮影・西海健太郎
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 日本代表DF長友佑都(34=マルセイユ)がガチンコの“兄弟対決”に胸を躍らせた。3日、ジャマイカ代表との国際親善試合が中止されたために組まれたU―24日本代表との強化試合が行われる。2日は両チームとも札幌ドームで冒頭15分のみを公開して最終調整。ベテランの左サイドバックは、急きょ決まった特別マッチへ五輪代表に向けた“心理戦”を仕掛けた。

 長友は神妙な面持ちで語り始めた。「堂安さんも久保さんも怖いです。凄く怖いです」。急に決まった強化試合でマッチアップする可能性が高い堂安と久保をあえて「さん」付けし、警戒した。

 長友にとって楽しみな2人だ。8年前に当時小学生だった久保と一緒に練習し、「いつか代表で一緒にプレーしよう」と約束。2年前に久保が初選出された際はSNSで“共演”を喜んだ。また、堂安も代表入り以降、質問攻めされ、一緒にトレーニングする間柄で常に後をついてくる愛弟子。2人の実力は誰よりも長友が一番よく、分かっている。

 ベテランの覚悟を聞いて、張り詰めた空気を察したのか、ようやく種明かし。「という心理作戦でいこうかな。“長友ビビっている”と書いておいてください」とニヤリ。「長友がネガティブになっているなと隙を見せて、相手が狙ってきたところをバチッと止めようかなと。言っちゃうと心理作戦にならないですけど…(笑い)」。敗れれば叩かれるのは必至の一戦で見せた余裕。ベテランらしい“場外戦”だった。

 もちろん、ギラつく若手に負けるつもりはない。日本代表で自身のポジションを狙う選手も同様だ。「代表はその時に一番、力のある選手が出るべき。若手を育てる場所じゃない。僕を超えていくためには所属クラブ、あとは厳しい環境で結果を出してもらわないと」。長く背負ってきた強烈な自負がある。

 笑顔を交えた冗談の奥に見える真剣な視線。まだまだ長友時代が終わらないと、北の大地で示してみせる。

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