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ヘタフェ入団会見、久保「チームのために懸命に動く」 全てスペイン語で対応

[ 2021年1月19日 05:30 ]

入団会見で背番号5のユニホームを手にする久保(ヘタフェ公式ツイッターより)

 スペイン1部ヘタフェに期限付き移籍した日本代表MF久保建英(19)が18日、本拠アルフォンソ・ペレスでリモートでの入団会見を行った。全てスペイン語で対応し、出場機会を求めてビリャレアル退団を決断した経緯などを説明。走力アップによるチームへの貢献を誓った。

 新天地に懸ける思いを率直に口にした。移籍を決めた理由を問われた久保は「僕は若いし、もっとプレー時間が必要で、サッカー選手であることを感じていたい」と訴えた。

 今季から加入したビリャレアルではリーグ戦の出場こそ13試合ながら、先発はわずか2試合に終わった。高い技術力は折り紙付きだが、磨きをかけるには実戦での経験が欠かせない。そのために決断した。ヘタフェ移籍が正しかったことはデビュー戦で証明済みだ。ぶっつけ本番で3―1の勝利に貢献した11日のエルチェ戦を「まず結果を手にできたことが重要。2ゴールに絡んだことは自信になります」と振り返った。

 チームは13位ながら下位との勝ち点差は少なく、残留を目指す状況にある。周囲からの期待はマイナスに働くこともあるが「ファンからの支持は素晴らしいもの。重圧なんてない。サッカーが好きなのでプレーしている時は幸せ」と強調した。

 前線からのプレスや守備のハードワークが持ち味のヘタフェ。走力を求められる環境にあって久保は「人生で最も好きなサッカーのために足りないことは全てやる。ヘタフェは相手にとって、ゴールを決めにくいチーム。そのために懸命に働かないと。最大限のことをできたら」と力を込めた。 次節は、FW岡崎のいる20日のウエスカ戦。プレーできる喜びを結果につなげる。

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2021年1月19日のニュース