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浦和 5発快勝で6年ぶりなでしこリーグ制覇 日テレ、INAC神戸の壁破った

[ 2020年11月8日 16:52 ]

プレナスなでしこリーグ第16節   浦和5―1愛媛 ( 2020年11月8日    浦和駒場 )

愛媛に大勝し6季ぶり3度目の優勝を決め、カップを掲げる柴田(中央)と大喜びの浦和イレブン
Photo By 共同

 浦和が愛媛に5―1で勝利。リーグ戦2試合を残して、6年ぶり3度目の優勝を決めた。前半9分にDF長船の先制ゴールを皮切りに一挙4得点。4―1で折り返した後半18分には、FW安藤が5点目を挙げて試合を決定づけた。2009年はアウェーで優勝が決まり、14年はホームで敗れての優勝。6年ぶりにバックスタンドが開放されるなど、多くの観客が駆けつけたホームで優勝を決めた安藤は「最高の仲間、若者たちとプレーできて良かったです」と笑みを浮かべた。

 前半9分に右CKからのこぼれ球をDF長船が押し込んで先制すれば、同22分にはMF塩越が左足ミドルで追加点を奪った。同36分にはペナルティーエリア内でファウルを得たMF水谷が、PKを落ち着いて沈めて3点目。1点を奪われた直後の同43分には、MF楢本が右足で4点目を奪い、前半を3点リードで折り返した。

 2016~18年の3年間はリーグ戦、皇后杯で日テレ、INAC神戸に未勝利。優勝争いから遠ざかる苦しい時期が続いた。それでも、昨季就任した森栄次監督の下でポゼッションサッカーが浸透。昨季は2位に浮上すると、今季はコロナ禍で過密日程の中で6連勝を挙げるなど、「2強」の壁を破った。

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2020年11月8日のニュース