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岡島チェア、当初6~10クラブで始動方針も「11チーム全てに魅力があった」

[ 2020年10月16日 05:30 ]

来秋開幕の「WEリーグ」の看板を手に笑顔の岡島チェア(リーグ提供)
Photo By 提供写真

 当初は6~10クラブで始動する方針だったが参入決定は11チーム。内訳はなでしこ1部から7クラブ、同2部から2クラブ、女子チームを新設するJ1広島、J2大宮となった。奇数でのリーグ戦は最終戦が同時開催とならないなど、不公平が生じる可能性はあるが、岡島喜久子チェアは「11チーム全てに魅力があった」と枠を増やした。

 参入基準では15選手以上とのプロ契約、5000人以上収容のスタジアム確保、3年以内に職員の半数以上を女性とすることなどが求められた。その中で最も重要視したのが経営基盤とスタジアムの確保。入会申請があった17団体とヒアリングを重ねた。「プロリーグとして高い基準を設定し、2つを満たしたクラブであること」と説明した。

 WEリーグはアマチュアで存続するなでしこリーグの上位に置かれ、当面は降格がなく、2年目以降はクラブ数を増やしていく方針。リーグのスポンサーには数社が内定しているといい、各クラブへのリーグ配分金は年4000万円となる。

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2020年10月16日のニュース