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鳥栖 初連勝ならず 金監督「内容的に乏しく反省」

[ 2020年9月17日 05:30 ]

明治安田生命J1第12節延期分   鳥栖0―2札幌 ( 2020年9月16日    駅スタ )

<鳥栖・札幌>前半、競り合う鳥栖・中野(左)と札幌・チャナティップ
Photo By 共同

 ホームで狙った今季初の連勝は果たせなかった。鳥栖は新型コロナウイルス集団感染による活動休止からのリーグ復帰後、前節までは2勝1分けで3戦負けなしだった。しかし、対照的にここまで9戦勝ちなしだった札幌に勝ち点を奪われた。

 前節から中2日。活動休止中に延期となっていた8月23日の代替試合は、前節から先発を9人変更。昨季加入後、リーグ戦初出場となるDF岩下、そしてMF高橋義らベテランも名を連ねた。

 今季リーグ戦初出場となった高橋義は、90分フル出場。「強い気持ちで臨んだが、結果につながらず非常に悔しい」。敗戦に唇をかんだ35歳は、持ち前の豊富な運動量を駆使してのハードワークが光ったが「今日のプレーでは監督の心を動かすことはできなかった」と厳しい自己採点。「(直近)3試合はいい形でこれた中で、今日の敗戦は個人的にも責任を感じている。波に乗って次戦につなげたかった。誰が出ても同じプレーができるようにチーム力を上げていきたい」と反省ばかりが口をついた。

 金明輝監督(39)は4試合ぶりの敗戦と、無得点となったゲームについて「勝てれば良かったが、内容的にも乏しく反省」と肩を落とした。中2日で迎える横浜戦へ「次は勝ちたい」と巻き返しを誓った。 

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2020年9月17日のニュース