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リバプール クロップ監督独走Vに感涙「言葉にならない。信じられない」

[ 2020年6月26日 16:29 ]

リバプールのクロップ監督(AP)
Photo By AP

 イングランド・プレミアリーグで、日本代表FW南野拓実(25)が所属するリバプールが30季ぶり19度目となるリーグ優勝を決めた。25日に2位マンチェスター・シティーがチェルシーに1―2で敗れ、残り7試合で勝ち点差23となり、逆転の可能性が消えた。

 この日、試合がなかったリバプールの選手はホテルに集まり、マンチェスターCの試合をテレビで観戦。試合終了とともに優勝が決まると、抱き合って喜びを爆発させた。

 就任5季目で名門を復活に導いたクロップ監督は、地元スカイスポーツのインタビューで「言葉にならない。信じられない。このクラブでチャンピオンになれたのは本当に素晴らしいこと。感激している。こんな感情が沸くとは思わなかった」と目頭を押さえ、涙を流した。

 MF香川真司を擁したドルトムント(ドイツ)をリーグ2連覇に導いたドイツの名将は2015年に就任。ドルトムント時代と同様にゲーゲンプレスと呼ばれる前線からの攻撃的なプレス戦術を植え付けた。さらにFWサラー、DFファンダイク、GKアリソンら的確な補強でチームを強化してきた。

 昨季リーグ戦はマンチェスターCに勝ち点1差及ばず2位と涙を飲んだが、欧州チャンピオンズリーグを制覇。自信を付け、熟成したチームは今季わずか1敗で独走Vを果たした。

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2020年6月26日のニュース