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J2町田 J全56クラブ大トリ始動!水本主将「サッカーができる喜び」

[ 2020年6月9日 05:30 ]

<町田練習>中島(左)と激しく競り合う水本(中央)(撮影・尾崎 有希)
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 Jリーグ全56クラブで最も活動が遅れていたJ2町田が8日、東京都町田市の上の原グラウンドで本格始動した。緊急事態宣言に伴い利用が休止されていた町田市の施設は、この日が解禁日。ミニゲームなどで約2時間、汗を流した元日本代表のDF水本裕貴主将(34)は「前例のない状況でサッカーができる喜びを感じた」と安どの表情を浮かべた。

 今月27日のJ2再開まで残り20日と短期間での調整が強いられる。9年ぶりに指揮を執るランコ・ポポヴィッチ監督(52)は「総力戦が非常に大切。全員にチャンスを与える」と、チーム内の競争によって急ピッチで仕上げる考えを示した。さらに、今季は開催期間短縮による過密日程も予想される。試合の重要度に応じ、大幅にメンバーを入れ替えるターンオーバーも行う方針という。水本は「調子がいい選手が試合に出る。切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」。厳しい生存競争でチーム力を高め、遅れを取り戻す。

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2020年6月9日のニュース