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ブンデスリーガ ゴールに喜び思わず“密”に…キスしちゃった!?

[ 2020年5月18日 05:30 ]

ヘルタのDFボヤタ(左)はゴールに喜び思わずキス!?(AP)
Photo By AP

 新型コロナウイルス禍の影響で中断していたサッカーのドイツ1部リーグは16日、世界の主要リーグの先陣を切って約2カ月ぶりに再開した。

 リーグが定めた感染予防のガイドラインに従い、ゴール後はソーシャルディスタンス(社会的距離)を保ったまま喜んだり、握手の代わりに肘タッチなどが行われた。しかし、ヘルタの試合では得点に喜んで選手同士がキスする場面も。ラバディア監督は「ゴールを祝うのはサッカーの一部」と擁護。現地メディアによるとリーグによる罰則は特にない。キスしたと報じられたDFボヤタは自身のSNSで「セットプレーの伝達をしただけ。キスなどはしていない」と主張した。


《独の主なガイドライン》
 ▼PCR検査 シーズン終了まで選手、スタッフ全員に週2回のPCR検査を実施。陽性者が出た場合は、地元保健当局の指示に従って隔離。
 ▼入場制限 無観客で開催し、1試合に関わる人数を最大で322人(ピッチ内98人、スタンドレベル115人、スタジアム外109人)に制限。
 ▼マスク着用 プレー中の選手、審判を除く会場の全員がマスクを着用。
 ▼消毒 ボールは試合前、試合中に消毒する。ボールボーイの手も定期的に消毒。
 ▼ソーシャルディスタンス 選手、スタッフの会場への移動は、消毒された複数の車両に分乗。マスクを着用。ロッカールームは使用を30~40分に制限。先発、控えなどで使用タイミングをずらす。ベンチの監督、選手は2、3脚ごとに座る。いずれも互いの距離を1.5メートル以上確保。
 ▼食事 チームシェフが準備し、事前にパックされた状態で会場へ搬入。
 ▼握手なし 試合前の選手入場は集合せず、チームごとにタイミングをずらす。集合写真、握手、円陣は禁止。
 ▼試合前イベント エスコートキッズ、マスコット、試合前イベントは禁止。
 ▼取材 記者席、会見場は閉鎖。会見はネット、テレビ形式のみ許可。

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2020年5月18日のニュース