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浦和DF岩波「ここまで来ると無観客でも試合をして元気を与えたい!」

[ 2020年4月27日 15:57 ]

ウェブ取材に応じた浦和DF岩波
Photo By スポニチ

 新型コロナウイルス禍の影響で活動休止中の浦和は27日、オンライン会議システムを利用した合同トレーニングを本格始動した。メニューは筋トレを中心に約1時間半。終了後、DF岩波拓也(25)がウェブ取材に応じ「思ったよりもキツかったです。しっかりメニューが組まれていて5人ぐらいずつにコーチ1人が付き、アドバイスもくれますし、サボれない。さすがです(笑い)」。口周りには自粛している証というヒゲも蓄え、精かんな表情を見せた。

 既に公式戦が中断して約2カ月、チームの活動が休止されてからも約3週間が経つ。「これだけ長くサッカーしてないのはプロになって初めて。チームメートに会えないのが一番辛い。かなりストレスが溜まってます。改めてサッカーに生かされていたんだと感じます」と話した。

 自宅では今季開幕戦の湘南戦から自身が加入した18年以後のゴール集、さらに06年に浦和が初優勝を決めたG大阪戦など浦和にまつわる映像をチェックしている。「ああいう優勝争いをしている舞台こそサポーターが求めている場、あの舞台でプレーしているのがレッズらしいと思いました」。浦和が目指すべき場を再確認した。

 またJリーグが検討を始めた「無観客」での再開案にも言及。「いつも埼玉スタジアムという日本で一番、ファン、サポーターが入るスタジアムでプレーしているので(無観客は)かなり不利な状況になると思う。ただここまで新型コロナウイルスが拡がり、プレーできない時間が続くと無観客でも試合をして、見てもらい、元気を与えられたり、何かを伝えらたりするのも1つの案なんじゃないかな、と。ここまで来ると考えるようになりました」と話した。

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2020年4月27日のニュース