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川崎F 東日本大震災支援募金「振込」で募る、感染拡大防止のため街頭活動自粛

[ 2020年3月9日 16:32 ]

 川崎Fは8日、11日で発生から9年がたつ東日本大震災の支援活動として、「振込」での募金を募ることを発表した。川崎Fはクラブ独自の被災地復興支援活動として11年に「東日本大震災復興支援活動 Mind―1 ニッポンプロジェクト」を立ち上げ、「支援はブームじゃない」を合い言葉に継続的に活動を行っており、毎年3月11日には川崎市内の駅にて選手、クラブスタッフ、ボランティアサポーターによる募金活動を実施してきた。だが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大により、感染予防対策および拡散防止のため街頭募金活動を自粛。その代わりに「ReMind―1週間」として、9~15日に振込による募金を募ることとなった。

 クラブは公式HPで「被災地にはがれきはなくなり、復興住宅も建ち始め、復興しているように思われるかもしれません。その一方でまだ仮設住宅にお住まいの方もたくさんいらっしゃいます。川崎Fとしては今後もこの震災を風化させることなく、継続して支援活動を行って参りますので、引き続き皆様のご理解、ご協力のほど、よろしくお願いします」とつづり、クラブの公式ツイッターなどでは昨年末に行った左膝の手術から復帰に向け懸命のリハビリを行っている元日本代表MF中村憲剛が「これまでも多くのご協力をサポーターのみなさんにしてもらっていますが、今年はこの活動を通じて被災地のみなさんに元気を届けたいと思います。みなさんのご協力お願いします」と動画でメッセージを投稿している。

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2020年3月9日のニュース