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吉田麻也 新天地は「全世界」に求める意向、J復帰も否定せず

[ 2020年1月26日 20:50 ]

FA杯4回戦   サウサンプトン1―1トットナム ( 2020年1月25日    サウサンプトン )

サウサンプトンのDF吉田麻也
Photo By スポニチ

 イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンに所属する日本代表DF吉田麻也(31)が、移籍する場合は新天地を「全世界」に求める意向を明らかにした。

 25日、ベンチで出番がなかったFA杯4回戦のトットナム戦後に去就について言及。昨年末から定位置を失って出番が激減する中、今月末までの冬季移籍期間中に退団する可能性について「フィフティ・フィフティ(50対50)」とした上で「(オファーが)なければ、もう残るしかないし、(オファーが)あって、それが魅力的なのであれば行くだろうし。ただ、現状は何も言えるレベルの話がなくて」とまだ具体的な話はないものの、移籍はオファー次第と説明した。

 吉田とサウサンプトンの契約は今季終了の6月まで。クラブから契約延長の話はなく、現状では契約延長オプションが行使される可能性も低いため「まあ、どのみち半年後にはいなくなると思う」と1月に移籍しない場合も、6月に退団する見通しを示した。

 新天地の希望については「全世界で」と広く考えているということで、冗談めかしつつ「“吉田、全世界を狙っている”って大きな記事にしてください(笑い)。僕がエージェント(代理人)にプレッシャーかけるんで」。2012年からプレーするイングランド・プレミアリーグについては「もちろんいたいけど、絶対にしがみつきたいという思いではないです。新たなチャレンジをしてもいいだろうと思っているし」と英国外での挑戦について前向きに語った。

 「それはヨーロッパにいたいです。もちろんプレミア(リーグ)がファーストプライオリティ(最優先)ですけど」とプレミアリーグを筆頭に欧州でのプレー継続を優先しつつ、欧州以外については「逆にどこがあります、ヨーロッパ以外で?中東しかないでしょ。日本?日本はもうどこも動き出しててオファーないですよ」。Jリーグからのオファーは届いていないが、2009年以来となる日本復帰について否定しなかった。

 サウサンプトンで8シーズン目となる吉田がプレミアリーグで先発したのは、昨年10月25日に0―9と大敗したレスター戦が最後。その後はリーグ戦14試合で先発はなく、出番は途中出場の1試合(6分間)だけと出場機会が激減していた。

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2020年1月26日のニュース