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ともに勝てば初V 川崎F・鬼木監督「歴史を変えたい」、札幌・ペトロビッチ監督「面白いゲームに」

[ 2019年10月25日 15:17 ]

ルヴァン杯を中心にフォトセッションを行う(左から)札幌のペドロヴィッチ監督、福森、川崎Fの小林、鬼木監督(撮影・木村 揚輔)
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 川崎Fと札幌が激突するルヴァン杯決勝は26日、埼玉スタジアムで行われる。前日のこの日は、横殴りの雨が振りつける中、両チームともに決戦会場横にある第2グランドで調整。札幌の練習後に行われた両チーム合同の前日会見では、川崎Fの鬼木達監督(45)、エースFWで主将の小林悠(32)、札幌はミハイロ・ペトロビッチ監督(62)、DF福森晃斗(26)が出席した。

 昨季リーグ連覇を達成した川崎Fだが、カップ戦のタイトルはまだなく、札幌にとってもクラブ史上初のカップ戦ファイナル進出。ともに勝てば初タイトルとなり、攻撃的な両チームの見応えある激突が予想される。2年ぶり5度目の決勝の舞台となる川崎Fの鬼木監督が「川崎にとってカップ戦タイトルは穫ったことがないので、悲願のカップ戦タイトルを全員で勝ち穫りたい。今までの歴史を振り返ると、大事な試合で勝ちきれない試合が続いてきた。リーグは連覇できましたが、クラブがまた成長するためにも一発勝負に勝ちたい。勝っていろんな意味で歴史を変えて行きたい」と強い意気込みを示した。

 一方のペトロビッチ監督は、札幌の指揮官就任前は埼玉スタジアムを本拠地とする浦和の監督を務めていただけに「広島時代も含めここで試合をするのは特別」と感慨深く話し、クラブ史上初のタイトル獲得へ「札幌は川崎の次くらい攻撃的なサッカーが出来ていると思う。あすは観る人にとって面白いゲームになるだろう」と名将らしく不敵な笑いを浮かべた。

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2019年10月25日のニュース