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森保監督“注文”ギラギラした久保を見せてくれ!いざ最年少W記録

[ 2019年8月31日 05:30 ]

練習でチームメートと汗を流すマジョルカ・久保(左から2人目)
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 日本協会は30日、9月5日の親善試合パラグアイ戦(カシマ)、同10日のW杯アジア2次予選ミャンマー戦(ヤンゴン)に臨む日本代表23選手を発表した。マジョルカのMF久保建英(18)は順当に選出され、日本代表での最年少得点、W杯予選最年少出場という“ダブル快挙”に挑む。また海外組は19人を占め、6月トリニダード・トバゴ戦での18人(27人中)を抜き、史上最多となった。

 久保がギラギラ全開でダブル快挙に挑む。マジョルカが2日前に“フライング発表”してはいたが、南米選手権に続いて正式にA代表への招集が決定。森保監督は「彼のプレーが代表でも力になると思い招集しました。日本のために、まずは持っているものを全て出すこと」と期待した上で「彼自身がもっと成長するためにギラギラしたものを見せてほしい」と、“異例の注文”も出した。

 久保にとって今回は海外組となって初招集。18歳98日で迎えるミャンマー戦はもちろん自身初のW杯予選だ。出場すれば日本代表でのW杯予選最年少出場を更新、さらにゴールを決めれば同最年少得点という快挙も達成する。マジョルカに加入直後の25日のRソシエダード戦はベンチ外だったが、Rマドリードのトップチームに同行したプレシーズンでは5試合中4試合に出場。RマドリードBの一員として14日の練習試合でも90分フル出場しており、森保監督も「コンディションは問題ないだろう、と。本人のメンタルも確認しています」と強調した。

 実は、ミャンマーは久保にとっても縁起のいい地だ。今年3月のU―23アジア選手権最終予選にU―22日本代表の一員として出場。6―0で大勝した24日の東ティモール戦では2ゴールを決めた。関係者によれば、その東ティモール戦の活躍で、森保監督は久保のA代表招集を本格的に検討し始めたという。

 久保はこの日、マジョルカ島のギラギラした太陽の下、デビューが期待される9月1日のバレンシア戦に向け調整。公開された冒頭15分では同じく新加入のフランス人MFサリビュルとパス練習を行った。東京五輪経由→カタールW杯へ。久保がW快挙で一気にスターの階段を駆け上がる。

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