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香川“昇格請負人”気合の丸刈り 柴崎、岡崎と「対戦楽しみ」

[ 2019年8月14日 05:30 ]

背番号23を披露する香川
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 ドイツ1部ドルトムントからスペイン2部サラゴサに加入した日本代表MF香川真司(30)が、クラブ8季ぶりとなる1部昇格を目標に掲げた。

 13日にサラゴサ市内で行われた入団会見に、丸刈りに近い新ヘアスタイルで臨み「自分にとって最高の挑戦。チームとともに昇格できるよう全てを出し尽くしたい」。約20分の質疑応答中に「昇格」について7度も言及し“昇格請負人”としての決意を示した。背番号はドルトムント時代と同じ23に決まった。

 憧れのスペインで2部のサラゴサを選んだことについて「正直たくさん悩んだ」とした上で「監督、チームの熱意、信頼を感じたのが非常に大きかった」と説明。ビクトル・フェルナンデス監督が掲げる“超攻撃サッカー”も決め手の一つで「素晴らしいビジョンがあると感じた」と明かした。

 今季スペイン2部はMF柴崎岳(デポルティボ)、FW岡崎慎司(マラガ)と日本代表3選手がプレーすることになり「対戦が非常に楽しみ。(順位は)上に立って昇格を決めたい」と笑顔。「14年はマンチェスターUで18年はドルトムントでW杯に出た。22年はここからW杯に出るのが長期的なプラン。サラゴサがベストな場所」とW杯出場のビジョンを示した。

 本拠地で行われた香川のお披露目には地元ファン約5000人が集結。17日にテネリフェと対戦するリーグ開幕戦で香川の新たな挑戦が始まる。

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