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ブラジル、アルゼンチン下し決勝へ ジェズス先制V弾

[ 2019年7月4日 05:30 ]

南米選手権準決勝   ブラジル2-0アルゼンチン ( 2019年7月2日    ベロオリゾンテ )

アルゼンチン戦で、先制ゴールを決め喜ぶブラジルのガブリエルジェズス(中央)
Photo By ゲッティ=共同

 地元ブラジルがアルゼンチンに2―0と快勝し、07年大会以来4大会ぶりの決勝進出を果たした。FWガブリエルジェズス(22=マンチェスターC)とFWロベルト・フィルミノ(27=リバプール)がそれぞれ1得点1アシストと活躍。9度目の優勝を懸ける決勝は7日(日本時間8日)に行われ、チリ―ペルーの勝者と対戦する。アルゼンチンのFWリオネル・メッシ(32=バルセロナ)は不発で、今大会1得点に終わった。

 ブラジルは、負傷欠場のFWネイマール(パリSG)が観戦する前で、イングランドで活躍するFW2人が宿敵撃破の立役者となった。マンチェスターCでプレミアリーグ連覇に貢献したジェズスが前半19分に先制弾。リバプールで欧州CLを制覇したフィルミノの右クロスを右足で押し込んだ。昨年のW杯5試合、今大会4試合で無得点だった22歳の背番号9にとって、待望の主要国際大会初得点で「言葉にならないくらいうれしい」。後半26分には速攻で相手2人をかわし、フィルミノの追加点をアシストした。

 組織的守備でメッシを封じ、今大会全5試合で無失点。チチ監督は「フィルミノ、コウチーニョ、アルトゥール、カゼミロが試合をコントロールして(メッシに)規格外のプレーをさせなかった」とチーム一丸での勝利を強調した。

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2019年7月4日のニュース